やな商店はキッチンに塩・コショウがあると同じようにがごめ昆布が身近にある生活をと願がっております。
函館やな商店






函館の特産品がごめ昆布のはなし

どんな昆布?

・健康・美容に効果的!話題の栄養素を多く含んだ昆布

・函館近海の限られた条件でしか育たないため、生産量は北海道で生産される昆布のわずか数パーセン
ト。近年では漁獲量も少なく、とっても貴重な昆布です。

・【がごめ昆布といえば函館!】イカの街として有名な函館ですが、昆布も函館を代表する水産物です。

・がごめ昆布は、他の昆布に比べ、とても強い粘りが一番の特徴です。
葉の一面がデコボコしていて、「カゴの目」に似ていることから『ガゴメ昆布』と呼ばれるようになったといわれています。

・身が厚いため加工され、とろろ昆布、おぼろ昆布、松前漬けなどの原料として利用されています。




産地は?ドコで獲れるの?

・真昆布と同域の道南の函館近海、松前小島から函館、噴火湾、室蘭にかけて生息。




主な成分は?

がごめ昆布の成分

・フコイダン:話題の健康成分
がごめ昆布の特徴である粘りの主成分は、良質の水溶性粘性多糖類または水溶性食物繊維(アルギン酸、ラミナラン、フコイダン)で、他の昆布の数倍以上含まれていて、
フコイダンの乾燥や細菌から身を守るバリア機能と、自らの傷ついた部分を修復する機能があることがわかっています。


・アルギン酸:がごめ昆布には、アルギン酸も多く含まれています。
アルギン酸はフコイダンと同じ水溶性食物繊維の一種で、保水力が特徴です。


・ラミナラン:βグルカンとも呼ばれる成分でフコイダンと同様、免疫機能を高める効果があるとされ、
ガン予防としても注目されています。



・ヨウ素:ヨウ素は甲状腺ホルモンの原料であり、ホルモンの分泌を促し、新陳代謝をよくする働きがあります。


その他にも、グルタミン・ミネラル・カリウム・鉄分・カルシウム等が豊富です。




がごめ昆布の主な効能

・高血圧を予防
天然多糖類のアルギン酸は水溶性食物繊維で、塩分を効率よく体外に排出する効果があり、高血圧の予防にも期待できます。


・動脈硬化を予防
アルギン酸はコレステロールの吸収を抑えたり、コレステロールの代謝や排泄を促したり、糖の吸収を緩やかにする働きがあります。


・アレルギー症状を抑える
フコイダンには、アレルギー症状の原因である「ヒスタミン」の分泌を抑える働きがあり、花粉症やアトピーなどのアレルギー症状を抑える効果があると言われています。


・ストレス対策
不足しがちな、カルシウムが豊富に含まれているので、イライラ感を抑え、精神安定剤の働きをし、神経の興奮を鎮めます。
他にも、フコイダンの粘り成分は胃粘膜を保護し、炎症の修復や、全身の免疫力・肝機能を高める等、
お酒を飲んだ日などでも胃が荒れづらくなります。


・美容・ダイエット
ミネラルのヨウ素がたくさん含まれていて、ヨウ素から作られる甲状腺ホルモンが、交感神経を刺激して
新陳代謝を促し、ダイエット効果があると言われています。
肌や髪などの美しさを保つ効果があることから、シャンプーや、石鹸なども販売されています。




おいしく食べるちょっとしたポイント


・粘りを出す
水につけて戻す際の水温がポイント!
冷蔵庫に入れるよりも、室温に置いたほうが、短時間で粘りが出やすいです。
※混ぜたとき、粘りが強い場合は水を少し足して調整しましょう。


・粘り具合いの調整
【スープに入れる際】
長時間置くと、粘りが強くなり固まってしまいます。スープに入れる際は、煮立ったら火を止め、少し冷ましてから、がごめ昆布を入れると固まらずとろとろの美味しいスープになります。


【お酢で粘りを調整】
お酢を加えると、粘りを抑えて食べやすくなり、粘性が下がり、食べやすくなります。


・がごめ昆布は熱に弱い
がごめ昆布の粘り成分は、60度以上の熱に弱いため、加熱せずに調理するのが良いでしょう。




※がごめ昆布は薬ではありませんので、毎日の食事に取り入れていく事が大切です。







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